皆さんn=1という言葉の意味をご存じでしょうか?
n=1は浪人界隈で使われる専門用語です。
n=1だけでなく、 k=1という言葉も使われることがあります。
n=1は日常的に使われる言葉でなく、ネット上の浪人界隈というコミュニティーで使う言葉なので認知度は低い言葉ですが、掘下げて説明しますので参考にしてみてください。
Contents
n=1の意味とは
n=1の意味について説明させていただきます。
n=1は浪人一年目という意味です。
数字の部分が浪人の年数を表しているのでn=2は浪人二年目、n=3は浪人三年目ということになります。
n=0は高校3年生(現役)、n=-1は高校2年生、n=-2となります。
n=1の由来
n=1の由来について説明させていただきます。
n=1の由来については正確には不明です。
2010年代の前半にネットに表れて使わるようになった、と言われておりn=1は2021年の現在も浪人界隈では使われる言葉になります。
n=1と自然数、数学的帰納法
n=1は自然数です。
浪人n回目というのをn=1というように表記しており受験で勉強する数学的帰納法になぞらえて使われていると言われています。
n=1とプロフィール
n=1とプロフィールについて説明させていただきます。
n=1が浪人一年目ということはお伝えしましたが、どのように使うのでしょうか?
n=1はTwitterなどのSNSのプロフィールに記載します。
n=1と記載されていることでアカウントの年齢やステータスなどが簡単に把握することができます。
受験生や学生の場合、例え一年でも年齢の違いというのは大きいので絡む際にプロフィールを参考にする人も多いようです。
n=1を使う心理状況
n=1を使う心理状況について説明させていただきます。
n=1を使うのは「かっこいい」「それっぽい」「一浪と堂々と記載するのはきまずい」「コミュニティーに入るため」などの心理状況が働いています。
客観的にみると浪人はただのニートなのでかっこよくない、という意見もあると思いますが受験生という微妙な年ごろで受験に失敗してしまったけれども見栄を張りたいという心理も働いているようです。
受験・勉強アカウントの略語文化
Twitter界隈では受験・勉強アカウントというのがあります。
ここではn=1以外でも略語を使うことがあり、いくつか紹介させていただきます。
k=1
k=1は仮面浪人1年目という意味です。
仮面浪人はご存じのように大学に在籍しながら他校受験のために勉強をしている学生のことです。
k=1のkは仮面浪人の頭文字のイニシャルのkをとったものです。
uts3
uts3は「東大理科三類」(The University of Tokyo Science Class 3)の略語です。
n=1と浪人界隈について
n=1と浪人界隈について考察してみます。
何故n=1という言葉を使うのか?n=1界隈はどういった雰囲気なのか?など解説しますので、
n=1に興味がある方は参考にしてみてください。
モチベーションを上げる効果
n=1とプロフィールに記載することで、仲間が見つかりモチベーションがあがるという効果があります。
同じような境遇の人がバリバリ勉強していたら自分も頑張ろう!となりますよね?
特に浪人生は孤独に陥ったり精神的に不安定な状況に陥りやすいです。
n=1とプロフィールにある仲間のツイッターを見ることで自分を奮い立たせるという意味もあるようです。
n=1と浪人という肩身の狭い立場のコミュニティー
n=1が属するのは浪人という肩身の狭いコミュニティーです。
n=1と記載することで浪人界隈のコミュニティーからは自分が浪人生だということがわかりません。
自分が浪人生であることをアピールはしたくないけど、似たような境遇の人とは仲良くしたい、というのがn=1とプロフィールに記載する心理状況です。
n=1でケンカをしたりマウントを取り合うことも
n=1が属するコミュニティーではケンカをしたりマウントをとりあうことがあります。
一浪して●●(学校名)かよ、みたいなことを言われたら誰しもが傷つきます。
浪人界隈のコミュニティーはともに頑張る仲間でもありますが、受験の上では敵となります。
偏差値というのが唯一と言っていいほどの武器なのでこういったケンカやマウントが起きてしまう事は避けることができません。